P連全体研修会 第1分科会 広報 報告者 高木会計幹事 参加人数 : 61名
講 師 : 教育家庭新聞社 企画編集部長 菊池清広様 テーマ : 「楽しんで読者を引きつける広報誌作り」 上記のテーマで広報誌作りの技術的なアドバイスや約束事、ルールなどの話しをしていただきました。OHPを使用して、よい文章と悪い文章の比較説明をしたり、資料として配布した他の学校の広報誌のいろいろな説明をしていただきました。 全体的に初めての方にもわかりやすい内容の講演であり、今後の各単Pの広報誌作りに大変役立つのではないでしょうか。最後に質疑応答を載せて起きます。 Q:広報関係者以外の人が撮影した写真を提供してもらい広報誌に載せる場合、名前を記名しなければいけないか。
A:提供していただいた方に相談して決めればよい
Q:はっきり誰だかわからない写真(横顔の写真など)を載せてよいか。(肖像権)
A:人も風景の一部であればよい。本人に確認すればよい。子供の場合は親に確認すればよい。
Q:誌面のつくりかたで良いソフト等がないのか。(レイアウト等)
A:手づくり広報誌のソフトがある。(B4判位まで) P連研修会の報告 (第2分科会 IT) 報告者 村野庶務幹事 参加者 : 38名 講師 : 山下 一郎先生(都立府中西高校教諭) テーマ : インターネットセーフティ講習 ・・・ITの落とし穴見つけましょう・・・ 情報が氾濫している今日において、どのように対応していくかが大きな問題になっています。インターネットは情報交換・収集・発信が手軽にできる反面、事件や事故に巻き込まれる可能性がいたるところにあります。 いつでも・どこでもつながり、誰でも発信でき、また相手を感じにくい(相手が見えない)という解説のあと、参加者全員が擬似ページにアクセスしたり、チャットを体験したりしました。 以下に今回の研修のポイントを記載します。 ・HPはどこが発信しているのかを確認する必要あり。→デマ情報にまどわされない。 ・チェーンメールは誰にも送らず無視する。 ・振り込め詐欺のメールは絶対無視。大人は無視ができても子供は無視できない(相談できない)可能性あり。普段から子供にこのようなメールが来たら親に相談するように理解させておく必要あり。 ・ウェブページにも落とし穴がいっぱい。見えない文字で重要な事項が告知されていたりすることがある。 ・無料ダウンロードにも罠がある。信用のおける情報のみダウンロードする。 ・フィッシングなどに引っかからないようにするには、アドレスの確認や本来のHPから確認するなどの作業が必要。 ・チャットは、文字情報だけの会話なので、本来の意味(ニュアンス)と違った形で伝達されることがある。 この後、著作権の説明などを受け、掲示板の体験を兼ねて研修の感想を皆さんからいただき、研修を修了しました。初心者にもわかりやすい説明で、有意義な時間を過ごすことができたと思います。 P連研修会 第3分科会 家庭教育学級 報告者 真鍋庶務幹事 参加者 : 83名 講師 : 藤田潮氏 (財)生涯学習開発財団認定コーチ テーマ : 家庭教育学級を有意義に利用するには
1、保護者が学ぶべき理由 @学校では全ての教育は出来ない。教師は多くの仕事を持っている。 A核家族化、地域のつながりが薄いこと、共働き B現代社会はストレスが高く、保護者も、多くのストレスを抱えている。この、ストレスを少なくするため。 2、家庭教育学級の意義 @保護者は多くの子育てに関する知識を勉強する必要がある。その機会を身近で与える場になる。 Aピアカウンセリングが大事。同じような立場の人が、ざっくばらんに話をする機会としても、とても意義がある。 上記@Aの機会が増えていくことは、保護者のストレスを少なくしていく事になる。保護者がストレスを家庭に持ち込まないことは、子どもを育てる環境としては、非常に重要なこと。ゆえに、家庭教育学級は、とても重要な位置を占めている。 3、テーマ選びのポイント @担当者の熱い思い、伝えたいこと A社会の気配・・そのときの社会情勢、身近で気になる事 B応用・・後に続くもの、すぐに生かせるもの Cインパクト(とりあえず興味を持ってもらう)・・・有名 人、イケメン 4、いちおしなテーマ 金銭感覚、気持ちの問題、体・生命の問題、発達、職業選択、道徳、救命、食事 講演内容はとても分かりやすく、参加者は、家庭教育学級の必要性が理解できたと思います。 *講演後は、村越副会長より、今年度の家庭教育学級の実務説明と質疑応答を行った。 *参加者の方は、何かありましたら、掲示板に記入してください。 P連研修会 第4分科会 ●小学校副会長会の報告 報告者 高野庶務幹事 参加者 : 28名 講 師 : 元都小P会長 小山洋子氏 テーマ : PTAと学校とのかかわりかた 昨年までは、情報交換の場でしたが、今年度は講師に小山氏を迎え上記のテーマで、各学校より意見を出してもらい、小山氏の回答と共に他の学校の方からも、どうしているかを伺い会が進んでまいりました。 ・副会長はPTA活動の「核」である。副会長の線がブレると全体が前に進まない。 ・とにかく、コミュニケーションを持つこと。何事も会話(話をする)をすること。 ・子供に「分からない事があったら、先生に聞きなさい」と自分達(保護者)が言っているのだから、自分も分からない事は、恥ずかしがらずどんどん聞いてみる。 ・自分達が楽しくないのなら、子供も楽しめる訳がない。 ・小山氏曰く「SMAP]を忘れずに活動してほしい。スマイル、ミッション、アクション、パッションの頭文字。(笑顔、目的意識、行動、情熱(志)の意。 ・最近は昔と違い、「PTA]から「PTAC](C:地域)や「PTCSA](S:学生)になりつつある。保護者+先生+地域+学生(子供達)で協力していく。 ●中学校副会長会の報告 報告者 土方副会長 参加者 : 14名 講 師 : 北川邦弘 様 (前府中市PTA連合会会長) テーマ : 『いかがですか?あなたの学校のPTA運営』 研修内容 各単P副会長から状況報告、意見交換 【各単Pの良い点、先生とのかかわり方について】 ・多くの単Pでは先生方(校長、副校長)とは連携がとれている。 ・会長を中心にがんばっている。もとまっている。 ・校長・副校長以外の先生方が積極的に協力してくれるようになった。 ・本部役員間の連絡を密に取り合いうまく運営している。 ・本部の間で連絡を取り合って情報を共有化し、出られるときに出るようにしている。 【困っていること、大事だと思うこと】 ・PTA運営の仕方が小学校と違うので戸惑いがある。 ・PTA活動に対する姿勢に本部と一般会員、先生との間にギャップがある。 ・小学校に比べて事業、行事の参加者が少ない。 ・PTA活動に無関心な会員が多い。 ・連絡網が機能していない。 ・役員決めが困難。(永遠のテーマです!) ・役員、委員の仕事が多すぎる。 ・継続している事業、行事を改善・変更したり廃止するのが困難。手間がかかるのでそのまま行っている。 ・事業、行事を減らそうとしている時に、必要な新規事業を始めるのは無理がある。 ・円滑な運営には、会員とのコミュニケーションをとる必要。 ・会議や委員会を円滑に進め、速やかに終わらせることが必要。 ※時代は変化しているのにPTAのやっていることは昔と変わっていない。(ギャップがありすぎる。)時代に合った運営 をしていくことが必要ではないか。 ※副会長が中心になって変えるべきところはどんどん変えていこう! P連研修会 第5分科会 健全育成委員会報告 報告者 川村庶務幹事 参加者 : 84人 テーマ : 第1回健全育成委員会〜都条例改正を踏まえて 講師 : 警視庁府中警察署生活安全課 課長代理 警部 木中直幸様 《府中市の安全について》 府中市は近隣に比べて少年犯罪は少ない町です。補導される子供達の多くは夜遅くに公園等で集まっている深夜徘徊で、環境に恵まれている府中市の特徴かと思われます。やはり大人がしっかり見守る必要がある。学校、PTA、地域と連携していく必要があるのではないだろうか? 今大人が学ぶべき事は1方向に考え方が暴走してしまう事が多く、色々な意見を取り入れて長期的に計画制を持ち取り組んでいく必要がある。大人から子供達に挨拶をして礼儀などを教えていきたい。子供達に思いやりを持ち、真剣に付き合って素晴らしい子供を育てていきたい。 講師 : 東京都生活文化局 都民生活部 男女平等参画 青少年対策室 課長補佐 伊藤信男 様 《東京都青少年健全育成条例について》 平成16年6月1日に条例が改正されました。参加した委員は資料を頂きそれをもとに説明をしてもらいました。 :不健全な図書等の販売等の規制 図書類等の販売等及び興行の自主規制、玩具類の販売等の自主規制、刃物の販売等の自主規制、不健全な図書類等の指定、など沢山の改正について説明をもらいました。 東京都では健全育成協力員を1113人にして頂き書店等の立ち入り調査等を行っている。 これからは家族の対話を持ち子供とコミュニケ−ションが必要です 若松小より:若松小では6月25日に地域連絡会を開きました。学校、PTA、地域の方17名と子供達の様子、地域の様子、防犯対策など様々な意見を頂きました。 地域の方からは緊急時の連絡、各団体の横の連絡を強化したい、保護者がもっと地域に出て来てほしい、などがありました。これからは学校、PTA、地域と協力して今以上に素晴らしい地域を作りたいと思いました。是非考えてみて下さい。 健全育成委員会はP連の中の唯一の委員会です。委員の方には積極的に参加してもらいこれからも子供達の健全育成のために考えていきたいと思います。 |